英語は文法から

 

   英語は文法から

I・T 明治大学法学部 (2017年・誠陵高校卒)

私は高校2年の12月にかつうら塾に入りました。英語で有名な塾があると勧められたのがきっかけです。定期テストなどは暗記で切り抜け、悪くありませんでしたが、模試では通用せず、伸び悩んでいました。

入塾前に理解度チェックのプリントを渡されたとき、5文型も文法もめちゃくちゃで、まったく正しく答えることができませんでした。

I found the book easy. / I found the book easily. / I found an easy book.

私は、この3つはぜんぶ同じ訳だと思っていました。5文型は中学で習うようなことなので、まさか自分が分かっていないとは思ってもいませんでした。

かつうら先生に「ここまでひどいとは。知っている単語の意味をつなげて連想ゲームをやっているのではない」と言われました。でも、自分がどうひどいのかということはわかりませんでした。

実際に授業を受けてみると、先生や周りの子たちが何を言っているのか全く理解できず、取り残されていきました。「連結?」「節の範囲?」「働き?」

かつうら塾では、私が今まで考えたこともないことをやっていました。以下は、入塾したときに読んだテキストの文章です。どこをどう訳をしたらいいのかまったくわかりませんでした。

When I go into a stranger’s into library I wander round the book-shelves to learn what sort of a person the stranger is, and when he comes in I feel that I know the key to his mind and the range of his interests.

「私は他人の書斎に入ると、その人がどんな人であるかを知るために、書棚のあたりを歩き回る。それで、その人が入ってきた時には、その人の知力を知る鍵とその人の趣味の範囲を知っているような気がする」 ― 『英標』例題42

これに( )[ ]をつけると:

[When I go into a stranger’s library]I wander round the book-shelves to learn [what sort of a person the stranger is],and[when he comes in]I feel [that I know the key (to his mind)and the range (of his interests.)]となります。

what節は名詞節で、learnに対してOの働きをしています。when節は副詞節の働きをしています。that節はfeelに対してOの働きをしています。また、the key (to his mind)とthe range (of his interests)が、andで結ばれています。このように( )や[ ]をつけて節や句の働きを考えるだけで綺麗に訳をすることができます。

英語は文法が大切です。かつうら塾では、高1の4月から9月までの授業で、大学受験レベルまでの英文法を徹底的に勉強します。木にたとえれば、英文法は木の幹の部分で、英単語は枝についている葉っぱです。

かつうら塾に入る前は、単語ばかりを覚えていて、偏差値は50台前半でした。かつうら塾に入ってからはすぐに60台まで伸びました。模試では長文がとても読みやすくなりました。かつうら塾に入っていなかったら、英文を読むときのこんな醍醐味を味わうことはできなかったと思います。

かつうら塾では普通の塾では学べないことがたくさん学べます。また先生は英語力だけでなくギャグも一流です。毎回がとても楽しい授業でした。かつうら先生のもとで英語を学ぶことができて本当に良かったです。

2017年3月11日