かつうら先生の言葉
M・R 武庫川女子大学健康スポーツ学部 (2017年・三木高校卒)
私は高校入学と同時にかつうら塾に入塾しました。中学生のときは、英語でまあまあの得点を取ることが出来ていたので、かつうら塾で初めての授業を受けるまで少し甘い考えでいました。
最初の授業が終わった瞬間、「自分はすごいところに来てしまった」と思いました。なぜなら、先生が、細かい英文法や自分の分かっていない個所を、どんどん質問してくるからです。
自分の英語力に自信がなくなり、逃げ腰で授業を受けていました。でも、これではこの塾で学ぶ意味がないと思い、徹底して予習と復習に時間をかけました。
テキストになっている『英標』の予習では、先生が何を質問してくるかを予想し、自問自答しながらやりました。[ ]や( )の範囲、andやor、butの連結、1つ1つの単語の品詞や発音に至るまで、たくさんの課題がありました。
あるとき、先生の質問にほぼ完璧に答えられたことがありました。そのときの達成感と充実感は今でも忘れられません。授業のあと先生に、「最近、積極的に答えられるようになったね」と言われたのも嬉しかったです。
3年生になって、進路に悩んでいたときのことです。自分が将来なにをやりたいのか分かりませんでした。そんなとき、授業のなかでのかつうら先生の言葉が心に残っています。「大学へ行くことが人生のゴールではない」「自分に向いている仕事かどうかは、やってもないのに分かるはずがない」「天職を探しても、そんなものはない」「では、どうやって見つけるのか、どうやれば見つかるのか」。そんな問いを先生から投げかけられました。
将来のことは誰にも分からない。いまやるべき勉強に専念しようと思いました。目の前のことに集中することで、やりたいことが見えてくるのだと思います。
かつうら先生の言葉には、人生を変えてしまうほどの説得力とそこに導く力があります。これからも、先生から教わったたくさんの言葉を思い出しながら自分のエフィカシー(自己評価)を高めていきたいと思います。
大学に入ってからも、英語の勉強は続きます。音読を続け、チュンプルズをボロボロになるまで使い込もうと思っています。
「かつうら塾」というところは、ほかの塾とは違い、学校とも違い、英語を学びながら、世の中での在り方や、社会での生き方までも学べるところでした。
2017年3月10日