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かつうら英語塾
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高松高校なんかさっさと辞めろ!

by 勝浦 郡章

 

S・K 広島大学法学部 (香川県立保健医療大学中退) (2019年・高松高校卒)

●大学で褒められた

「すばらしい!」 いきなり褒められた。大学での英語の授業でのことである。私を褒めてくれた教授は辛口で生徒に嫌われていた。褒め言葉を絶対に口にしない教授の賛辞に、教室中が目を丸くしていた。

「君の英文には読者を引き付けるセンスがある」「文章の素材が良い。これを良く調理していけばいい英文になる」「文法もわざわざ私が教えなくても分かっているじゃないか」「もう教えることがない」

厳しいことで有名な教授の授業で、私だけが全員の前で褒められた。教授は私の書いた英文を全員にお手本として公開し、称賛して下さった。成績開示で、成績は「秀」だった。

かつうら塾を卒業し、大学入試を経て、かなりの時間が経過している。それなのに、いまだに英語力が落ちていないことに自分でも驚いた。

私の英語力の原点が、かつうら塾であることは言うまでもない。しかし振り返ると、授業で褒められた理由は別のところにもあったと思う。

一つに、私は授業中に積極的に発言した。毎回のグループ・ワークも楽しんだ。やる気のない学生ばかりを見ている教授には、私は新鮮な学生に見えたようだ。実際、英語で人と話すのが、私は楽しかった。

もう一つの理由は、私が書いた英文の内容だった。私は英文で自分の人生を語った。平易な内容ではなく、「私がこの大学に来た理由」と題して、「看護大学」を中退し、「広島大学」に入学した経緯を語った。

●高高という矛盾

2016年に高松高校に入学した。そのときは、期待に胸を膨らませていた。同じ中学から1人の知り合いもいない高高を選び、市外から往復3時間かけて通学し、将来は医者になるのが夢だった。

1年後、私は完璧に打ちのめされて、病んでいた。かつうら塾の後輩の皆さんからすれば高高の矛盾など言われなくて分かると思うが。

私は、こんなに頑張っているのに、なぜ人生が向上しないのか理解できなかった。ただただ苦しかった。また「番町塾」などという訳の分からない塾に入塾したせいで、私の英語は完全に迷路にはまっていた。

そんな中、入塾したのがかつうら塾だった。かつうら塾では、英語の授業は週1で2時間。以前の塾の半分以下の授業時間である。しかし効果はすぐに表れた。

高3の最後の校外模試では偏差値は70を超えていた。しかし本番のセンターは香川大学にも届かない点数だった。

あんな継ぎはぎだらけの高高の実テでは、受験に太刀打ちできない。そのことが、当時の私にはわからなかった。

なんとか入った看護大学も私には合わず、教授に退学を勧められた。絶望して死のうかと思ったほどだったが、なんとか立ち直り、別の大学を再受験することにした。現役時代の反省から、高高の問題集は一切使わず、市販の問題集をやった。

共通テストは200点近く伸び、1年間のブランクがあったにもかかわらず国立大の法学部に入学できた。

人間死ぬ気でやればたいていのことはできる。浪人中かつうら塾で学んだ英語が役に立ったことに、今でもとても感謝している。

●「実力テスト」の愚

今になって高校時代のことを思い返すと、高高の指導は支離滅裂。いったい教師は教職課程で何を学んできたのか。在学中、こんな高校は退学して「高校卒業認定試験」を受けようかと本気で思ったくらいである。

特に酷いのが「実テ」という制度である。実テの点数は平均して20点前後。100点中20点ということは、80%がわかっていないということ。何も学んでいないのと同じだ。

たまに良いときはあっても、基本的にずっとその点数のままであった。ということはテストを受ける前と後で、変化や成長がなかったということ。つまりテストを受けてないのと同じだったということ。実に無駄な時間だった。実テは受験の役に立たない。答案を書く腕の筋力と、理不尽に耐える能力だけは、身についたかもしれないが。

高高の教師は、三単現のSだの、数学の証明の抜けなど、生徒の小さなミスを見逃さない。しかし、自分たちが犯している「実テ」という大きな愚には気づいていない。「木を見て森を見ず」である。

後輩の皆さんには、実テの試験中は、自習をするか睡眠を取ることをお勧めする。私の友達は、試験中、机に突っ伏して爆睡し、日本史の校内模試はほとんど解かずに提出していた。そうやって、彼は東大を目指していた。

●授業も酷い

授業も酷かった。古文などは高高時代は一切出来なかった。先生によく質問し、授業も真剣に聞いていた。しかし、本番のセンター試験は散々だった。しかし浪人時代に良書を買い、3週間、死ぬ気で勉強したら、センターで国語は満点がとれた。

3年間の授業を3週間の自習が上回っていたのである。高校の古文の授業時間を計算すると約100時間。その時間が実は無駄な時間だと気づいた。100時間あればたいていの習い事はかなりの域に達する。100時間バイトをすればかなりのお金が手に入る。

当時やる気のない授業をしていた高高の国語の教師は私にとって時間泥棒のようなものである。いったい人の人生を何だと思っているのだろうか。

生徒の側も「あの先生の授業はひどい」と、陰で悪口を言う。その批判が教師の耳に届いているかどうかは分からないが、改善される気配はなかった。

社会でも、批判する能力や本質を見抜く力は不可欠である。ブラック企業や組織の異常性を見抜く能力は、幸福に生きるためには無くてはならないものだ。大学でも、怪しいサークルや、異常人格者が跳梁跋扈している。違和感に気づけない人は簡単に騙されてしまう。

かつうら塾の後輩の皆さんには受験で成功してほしいが、それ以前にもっと長い目で幸福になれる人間性を身に着けてほしいと思う。

皆さんはネットで高高のレビューを見たことがあるだろうか。卒業生の散々な感想が書いてある。「授業の9割はいらない」「問題集も悪書ばかり」「春に入って秋に入学を後悔する高校」「授業中に自習がどれだけできるかが大事な高校」

●受験を甘く見るな

センター試験の翌日、教室で泣いている人が沢山いた。高高生は実力より数段上の志望校を掲げる人が多い。浪人の比率も高い。

大きな目で見れば、どこの大学に行くかは大して重要ではない。受験が終われば、行く学校が変わるだけで、以前と同じである。ただの日常に戻るだけである。大学もそんなに大したところではない。自分に合った大学かどうかは行ってみないとわからない。合わない大学なら、さっさとやめればいい。中退し、浪人し、再受験し、様々な世界を経験した。もう一度、浪人時代に戻りたいと思うこともあるくらいである。

高高の教師は頼りない。信念がない。熱意もない。そのおかげで自分の頭で考え、動けるようになった。受験や、かつうらで学んだことはあまりも大きい。

2023年6月5日

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