あっ、これって!
U・R 横浜市立大学国際学部 (2011年・高松高校卒)
わたしはセンター試験で失敗しました。受験する大学の判定もDに近いC判定。2次試験は現代文と英語の小論文。「現代文はわりと好きで抵抗感はない。英語は今までやってきた自分を信じ、かつうらを信じよう」。そう自分に言い聞かせて2次試験に臨みました。
そして、いよいよ本番。心が不安でうずまく。ドクン、ドクンと心臓が波打つ。問題用紙を開く。
「あっ、これって、a+序数は、かつうらで何回もやったところだ」「このthatは、ここまでが名詞節で……」。英文がよく見え、2時間は、あっという間でした。
「3問目の和訳が全然分からなかったんで適当に書いた」
「俺は3問目の和訳は単語の意味すら分からなかった」
「和訳は三行ぐらい空白なんだが……」
これは、わたしが受験した大学の入試問題について、ネットの掲示板に書き込まれていたものです。
他の受験生のこんな書き込みを見たとき、わたしは心の中で合格を確信しました。
勝浦先生がよく言っていた「センター試験なんて塗り絵だ」の意味がよく分かりました。「センター試験の点数なんて関係ない」「失敗しても気にすることはない」。本当にその通りでした。
かつうら塾では、「単語を覚えなさい」「単語が一番大事だ」。こんなことは一回も言われたことがありませんでした。周りの友達はターゲットなどで、単語を必死に覚えていたのですが、わたしは、チュンプルズを開いて見ていただけです。それだけでしたが、かなりの単語が自然と頭の中に入っていました。
また、英文を「なんとなく」読んだこともありません。塾生の皆さんなら分かると思いますが、勝浦先生の質問は「なんとなく」予習しただけでは答えることができません。「このthatは何」「この節の意味は」「このifは順接、逆接、それとも名詞節」。勝浦先生は、ドンドンたたみ掛けて聞いてきます。
いやでも括弧や接続詞やitの意味を自然と考えるようになります。そのおかげで和訳が全然できなかったり、ごまかして和訳したということはありませんでした。
これから受験を迎える後輩のみなさん。思うようにテストの点がとれなくて落ち込むこともあると思います。しかしそんなときこそかつうらを信じて英語の勉強を続けていってください。きっと予想以上の結果が得られると思います。
最後になりましたが、英語だけでなく「丸亀町理論」などの独自の考えを教えてくださった勝浦先生、本当にありがとうございました。先生のおかげで様々な角度から物事を考えられるようになりました。また、わたしの凝り固まった考えを打ち崩してくれたのも勝浦先生です。これからも、わたしたちにメッセージを発信し続けていってください。
2011年4月19日