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英文法は完璧
S・E 東京大学理科二類 (1996年 高松高校卒)
第一志望の大学に合格できたのは、英語で安定した成績を取ることができたからです。
チュンプルズは1994年から1998年まで、毎年改訂されてきました。私の英語力はチュンプルズのバージョン・アップに比例して伸びていったといっても言い過ぎではありません。
塾の復習をするときに、参照事項が載っていて、開いたページはそのページ全部を暗記するように努めました。塾の授業で参照したページ以外に、関連する他のページにも必ず目を通しました。
このとき、さらに索引で一つの単語を引き、そのページを見るとイモヅル式に他の関連用語が出てきます。これらを一度に覚えることで、各単語や文法事項を関連づけて覚えられるため、覚えやすく忘れにくくなります。チュンプルズ一冊で文法は完璧になります。下手に他の参考書に手を出すよりも、まずはチュンプルズを完全に暗記して下さい。そうすれば英語力は必ず上がります。
英単語を覚えるにあたって、私は文中で使われる単語の意味を重視していたので、Z会の「速読英単語」を何回も繰り返しやりました。そのとき、一課につき最低15回は時間を計って音読しました。音読することで英語の流れに慣れることができ、単語を覚えただけでなく、速読力も身につけることが出来ました。
私は精読は得意でしたが、長文を全体として把握するのが苦手でした。そこで、夏休みに「全国大学入試問題正解・私立大編」を1日1校ずつやったり、Z会の「旬報」を利用して長文問題に慣れるようにしました。また、リスニング対策としては、「速読英単語」のCDを何回も繰り返して聴きました。学校の授業は、塾での英語と切り離すのではなく、塾で得た知識の確認と、速読の練習に利用しました。
学校の授業では、勝浦先生のように、一つの教材から多岐にわたって関連事項へと広がって行くことはなかったので、チュンプルズを利用して、自分で関連事項を掘り下げるように努めました。
英語力が付いたからといって、必ずしもすぐに英語の試験の点数が上がるわけではありません。しかし、努力を続けるうちに、急上昇する時期が必ず訪れます。勉強は大学に合格するためにするものではありません。浪人した一年間は非常に辛いものでしたが、私は浪人して、心からよかったと思っています。勉強して得た知識を、是非、自分の人生を豊かなものにする道具にして下さい。