生きることは勉強なんだ
S・S 早稲田大学第一文学部 (2003年 高松高校卒)
勝浦塾に入って本当に良かったと、今しみじみと思っています。もし勝浦の英文解釈法を習得していなかったら、大学どころか進級もかなり危ない状態だったかも知れません。
勝浦塾で学んだ「itへのこだわり」「節・句をカッコでくくる」「andの連結」…等は勝浦先生独自の英文解釈の視点です。特許を申請してもいいくらいです。何がなんだか分からないようなダラダラして複雑な文も、これらによって、驚くほどシンプルな文に変身します。
あまり勉強しなかったボクですが、英語だけは常に良い点が取れていました。英語の勉強といえば、寝る前にベッドでチュンプルズをパラパラめくるだけ。これだけです。しかし侮ってはいけません。とんでもない量の知識が頭に入ってきます。これを毎日続けると、どのページのどこに、何が、どのように分類されているかがドンドン分かってきます。
机にへばり付いて真面目に覚えようとしてもなかなか頭に入いりませんが、勉強は机に向かう時間だけを言うのではありません。ボクの場合、ベッドに横になり洋楽を聴きながら、雑誌を見るような感覚でチュンプルズをパラパラ。何気なく音楽を聴いていると、発音や単語のつながりが自然に耳に入ってきて英語が身近になりました。それに、授業の中で勝浦先生が加えた解説のコトバが要所、要所でよみがえってきました。勉強する気が起きない人は、取っつきやすいところから気軽に始めてみてはどうでしょうか。
勝浦塾は居心地のいい場所でした。あのまどろみそうな空間で、勝浦先生の意味深な話がもう聞けないのは残念です。お気楽でアバウトなところもありながら、自分の哲学もしっかり持っている勝浦先生のキャラクターは、ボクの理想の大人像とも度々重なります。英語はもとより勝浦塾で学んだことは、大学に入っても社会に出てからもきっと役立つ気がします。