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  不機嫌は何も生み出さない ── 「上機嫌の作法」

 あなたがどんな劣等感を抱えていようが、人間関係でどんな問題を抱えていようが、今、あなたの目の前にいる相手には何の関係もないことです。

 自分の不機嫌さを周りに振りまいてどんなトクがあるというのでしょう。いじけたり、ふてくされたり、すねてみたところで、問題は解決しません。良好な人間関係も築けません。自分の不機嫌さを訴えて、構ってもらおうとするのは幼児の行動です。場に対して気くばりをするのが大人の行動です。

上機嫌の作法

 まわりを見渡すと不機嫌そうな人がたくさんいます。「世間は不機嫌さを容認しているが、沈滞した社会を活性化するには、一人ひとりが不機嫌さから抜け出すことだ」と斉藤孝氏は提唱しています。

 不機嫌さの根底にあるのは、「自己否定」でしょうか。「怒り」でしょうか。斉藤氏は、不機嫌さの原因には言及していません。書名が「上機嫌の作法」なのは、そのためだろうと思われます。

 以下は「上機嫌の作法」の要略です。

  • 鈍感だから不機嫌になる。社会性が低いから不機嫌になる。不機嫌は知能の低さを示す。不機嫌は、何も新しいものを生み出さない。
  • 不機嫌は、自分に殻を作る行為。人に対してオープンでなければ、対人関係はうまくいかない。
  • 前向きに生産性のあることを考えている人は、顔が生き生きとしている。身体が柔らかく、レスポンスが早い。
  • 気分が前向きであるほうが脳の吸収力が高い。
  • 反応が鈍いと周囲からは不機嫌に見える。身体が硬いと、自然に笑えなくなる。不機嫌な人は、場の空気を気まずいものにする。
  • 不機嫌な人は、身体からネガティブパワーが出ている。
  • 「別に」「ふつう」というのは、会話を拒否した態度。拒否の意思表示でしかない。不機嫌な人は、微笑まない。頷かない。相手の目を見ない。相手の存在を受け入れていない。
  • 自己卑下は、認めてもらいたい欲求の裏返し。過度なプライドがある。自己卑下ばかりする人は、自分をおおらかに笑い飛ばす器量がない。
  • 自画自賛は、正しい自己評価力である。「我ながらあっぱれ」は、自慢ではなく、自分の功績に対する正当な評価。
  • よどんでいる人には子供っぽさがない。生き生きした無邪気な躍動感がない。
  • 不機嫌な人は、身体が冷え切っている。身体は温まりたがっている。
  • 陰気な場に行くと、陰気な気分になる。場と身体は相互に交流し合っている。
  • 上半身をほぐし、呼吸を深くすると、余裕が生まれ反応しやすい身体になる。自然なコミュニケーションが可能になる。
  • 身体を開放する呼吸法。鼻から3秒吸って、2秒お腹の中に溜めて、15秒かけて口から細くゆっくり吐く。
  • 上機嫌な上半身にする方法。「上体ぶら下げ」。両足をわずかに左右に開いてスッキリまっすぐ立つ。ついで上体を前下にぶら下げる。両膝は伸ばしたまま。ぶら下げたまま静かに横隔膜呼吸をしているとだんだん深くぶら下がっていく。 「原初生命体としての人間」 野口三千三著
  • 下半身を鍛えると、身体の力感が呼び覚まされる。推進力が生まれ、自分を前へ進めていく力強さが出てくる。足裏などの末端を活性化させると、身体が自分のものに戻った感覚が得られる。
  • 上機嫌とは、身体を上手に、適正量、疲れさせることでもある。
  • あえてムダな言葉遊びをする。気まずさを生まないように言葉のやり取りをすることは、上機嫌の原点。
  • 上機嫌を維持するには声を出し続けること。カラオケもいい。音読もいい。声を出し、発散し続けること。

2010年8月16日

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