勝浦英語塾では、英語指導歴30年のエキスパートが、大学受験英語を通して、30年後にも通じる、生き方と在り方とその方向性を伝えています。 

香川大学 MK君

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     英文を読むには何が必要か? ― 紙辞書と精読 ―

M・K  香川大学医学部医学科(2015年 高松高校卒)

 2年生の冬にかつうら塾に入塾した。入塾したばかりのころ、個人的にかつうら先生に次の英文を訳せと言われた。 

 Much people read in papers is not true.

 「Much peopleがSで、readがVで、readのOは……?」
 「いや、それではisに対するSは…?」
 「paperは普通は不可算名詞のはず……、ではpapersとは?」

 いくら考えても訳せなかった。分からない単語は一つもない。訳せそうで訳せない。それまで単語が分かれば何とかなると思っていた私には衝撃だった。自分がフィーリングで英文を読んでいたことに気づかされた。

 かつうら塾では、一文一文を丁寧に解釈する。( )と[ ]を使いながら英文を主節、従属節、副詞節、名詞節、前置詞句などに分けていく。さらにand連結を明確にしていく。そうしていくと、『英標』のような難しい英文でもあっという間に読めるようになる。

 『英標』のような古い英文なんて読む必要はない、というのを学校では耳にしていた。しかし、かつうら先生の授業を受けているうちに何のために英文を読んでいるのかが分かってきた。英文解釈を通して論理的な考え方を身につけていくのである。

 英文解釈には相当な論理的思考力が要求される。英単語は時間がたてば忘れるが、かつうら塾で身に着けた論理的思考法は忘れることはない。一生の財産になる。こうした論理思考の練習のために『英標』は欠かせない。正しいやり方で丁寧にごまかさず、『英標』を読んでいけば英語力はもちろん、論理的思考力は必ず身に付く。私は、大学に入っても『英標』は「縮約」も含めて何度でも繰り返しやっていきたいと思う。

 また、英語を勉強していく上での必需品として辞書がある。最近では電子辞書が普及し、私もはじめは電子辞書を使っていた。学校の先生だって電子辞書使ってるし…、それでいいと思っていた。しかしある時、かつうら先生に紙辞書を使うことを勧められた。紙辞書を使って授業の予習をしてみた。すると、それまでとは明らかに違うものを感じた。「自分は今、勉強をしてる!」と、本気で思えるのである。紙辞書を使うようにしただけで自分の分からないことがたくさん出てくる。知りたいことがどんどん見つかる。電子辞書を使っていたときは、多くのことをごまかしていたのだと痛感した。

 紙辞書は、『英標』などの「精読」と相性がいい。電子辞書で単語の意味を拾い出すだけでは、正確に英文を読むことはできない。紙辞書を使い、一つひとつの単語にこだわりながら英文に向き合う必要がある。いま電子辞書に頼っている人は、ぜひ紙辞書を使ってほしい。何か感じるものがあるはずである。(『電子辞書は封印し「紙の辞書」に戻ろう』参照)

 最後に、音読の大切さもかつうら先生から教わった一つである。新しい英文に触れるたびに、声に出して読むことを心掛けている。声に出して読むと、自然と意味のまとまりを意識する。すると黙読ではわからなかった文構造があっという間にわかることがある。音読を通して得られるものはたくさんあると思えるようになった。

 かつうら塾で学ぶ英語は決して大学受験のためだけの英語ではない。将来もずっと通用する英語である。これからも使い込んだチュンプルズを片手に英語と向き合っていきたい。

2015年3月13日

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