勝浦英語塾では、英語指導歴30年のエキスパートが、大学受験英語を通して、30年後にも通じる、生き方と在り方とその方向性を伝えています。 

東京大学 OK君

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     大学最終学期を迎えて

O・K  東京大学法学部 (2000年 高松高校卒) 

 大学生になってから、英語の勉強を再開しようと思ったのは、当時所属していた運動部の先輩との何気ない会話がきっかけでした。「将来何がしたいのだ」と聞かれ、「外交官に憧れています」と答えました。1年生の秋ごろのことです。先輩は、「じゃあ、英語の勉強をしなきゃな、やっぱりNHKのラジオ放送だろう」と。その先輩は理系で、特に英語の勉強に熱心というわけではないようでしたが、ともかくもそのようなアドバイスをくれました。

 それから、ビジネス英語とそれに続く英語ニュースを聞くようになり、力試しにTOEICを受験してみました。865点でした。意外と取れるものだと嬉しくなり、次は英検を受けてみることにしました。1級のスピーチは無理だと思い、準1級を受験しました。2年生の春のことです。筆記は点数に余裕がありましたが、面接はぎりぎりで通りました。次に1級を狙うにしても、話す訓練なしには無理だろうと、壁を感じた時期でした。

 部活に打ち込むうちに夏も終わりに差しかかり、ある日思い立って新宿の紀伊国屋に出かけていきました。高校の時に使った英文標準問題精講を買って音読しようと考えたのです。チュンプルズに紹介されている只管朗読です。英標を買いに行った書店で、思いがけず英会話学校の勧誘にあいました。勝浦先生の、英会話学校がいかに役に立たないかという話が記憶にあり、最初は無視しようとしました。ですが、英語の勉強に行き詰まっていた時期です。ついつい話を聞くうちに、その英会話学校では国連英検の対策が出来て、そのA級をとれば外交官になるにも十分だという話に惹かれました。

 大学ではしっかり勉強をしておきたいという気持ちがもともと強く、部活は8月の終わりに辞めました。練習と重なって、2年生から始まった専門の授業のいくつかに出られないことに不満を感じていたことに加え、英会話の練習も魅力的でした。両親の協力を得て英会話学校に入学し、15ヶ月間受講することになりました。

 3年生の夏には、念願の国連英検A級を取得しました。春から対策講座を受講し、ヘラルドトリビューンを購読しました。大学の図書館ではCNN放送を聞き、家ではラジオの米軍放送(AFN、旧FEN)やNHKテレビニュースの副音声を聞いて、耳を慣らせたり、情報を仕入れたりしました。この期間の訓練が実を結び、英会話学校の期限切れも迫る11月にはTOEICで930点を取得しました。

 英会話学校で感じたことは、文法の勉強をしっかりしている人にはレッスンの効果が高いということです。週、数回のレッスンなど焼け石に水だ、というのは事実ですが、慣れというのはやはり大切ですし、しゃべる機会があれば知識の吸収にも熱が入ります。ただ、学校文法を軽んじてとにかくしゃべるだけではなかなか効果が出ないようです。

 3年生の秋からは就職活動をしました。いろいろと考えた結果、公務員試験は受験せずに民間企業に決めました。4年生の4月には無事内定し、現在学生生活の最後の学期を送っています。外交官という夢には、結果的にはチャレンジしないままとなりましたが、その夢が勉強への動機付けになったことは確かです。これから何を目指していくのか、英語の勉強を自分の中でどのように位置付けていくのか、今じっくりと考えています。英語の勉強に関しては、斎藤兆史『英語達人塾 極めるための独習法指南』(中公新書)という本に出会い、この本を手がかりにしていこうと考えています。
 あこがれの東大に入学してからの4年間。英語の勉強を中心にしてあるがままを綴りました。

 高校時代にどれだけ勉強するかで、大学で学びつづける上での基礎が決まります。あれこれ思い悩む高校生活。英語の勉強にどの程度のウェートを置くかは人それぞれですし、好きなだけやればいいと思います。英語の勉強に面白さを感じれば、おおいに学んでいただきたいと思います。力がついていくのを実感できるのは嬉しいものです。後輩にあたる皆様の成功を心から願っています。


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