朝7時から英語をしゃべる

 

O・Y 立命館大学法学部(2021年・大手前高松高校卒)

中学時代、英語は最も苦手な教科だった。正しい英語の学習方法を知らなかったからだと思う。当時の英文の読み方は、単語の品詞や5文型など関係なく、単語の意味だけを手がかりに読み進めるというやり方だった。そのため、正しい内容がわからず、英語は苦手だった。

しかし、かつうら塾に通い始めてからは英語に対する苦手意識はなくなり、高1で英検の準2級と2級を、高2で準1級を取得することができた。理由は2つある。

1つ目は、正しい英語の学習方法を知ったこと。

かつうら塾に入塾してすぐ、5文型を教わった。SV・SVC・SVO・SVOO・SVOCこれらの文型の例文を、すらすら言えるようになるまで繰り返した。おかげで、5文型を完全に識別できるようになり、英文がすっきりと見えるようになった。

分詞構文やクジラ構文などの複雑な構文も、自分の言葉でその構造を説明できるまで理解を深めた。やみくもに問題集を解くだけでは、それらはあいまいな知識のままだったと思う。

英文の仕組みや構造は、かつうら先生がチュンプルズを用いて丁寧に教えてくださり、それらを正しく理解することができた。友だちに英文構造を説明できるまでになった。インプットしたものをアウトプットすることで、知識を自分のものにすることができた。友だちに教えることは自分の向上にもつながるし、感謝もされる。ぜひやってみて欲しい。

かつうら塾で正しい文法を学んだことで、英検のwritingの得点は9割を超えていた。重要なのは、難しい文章を書くのではなく、時制や5文型などを間違えずに正しく書くことだと思う。

準1級に向けて、『図式で攻略!英語スピーキング』(森秀夫著)を活用した。この本には30のトピックについて、それぞれ賛成・反対の意見が掲載されている。英検の本番前には、トピックに関する賛成・反対の意見をすらすらと英語で言えるまで覚え、担任の先生に確認していただいた。

覚えていくなかで、構造が見えたり、他の単語で置き換えてもいいのだと気づいたりした。教科書や参考書、問題集に載っている表現を暗記しておくことは英作文でとても役立つ。

かつうら塾で常に言われるように、正しく書くには、正しく読めなければならないし、正しく読むには、正しく文法を知らなければならないと思う。

2つ目は、レアジョブでオンライン英会話を始めたこと。

高1の春休みにカナダにホームステイした。ホストファミリーや先生が話す英語を理解できず、言いたいことも言えず、もどかしさを感じた。

そこで、かつうら先生がよく授業中にお話しされていたレアジョブの受講を始めた。レッスンを重ねるにつれ、オンラインの先生が話すスピードに慣れ、話している内容がどんどん理解できるようになっていった。最初はネイティブの先生の質問に答えるだけで精一杯だったが、徐々に気持ちにゆとりができ、先生から質問されるだけでなく、主体的に自分の方から質問できるようにもなった。

レアジョブを続けたおかげで、英検の面接でも緊張することなく、自分の意見を述べることができた。受験生になってからは週に7日、すなわち毎日レアジョブを受講した。通学前の朝7時から行うことにした。決めた時間に行うことで毎日取り組む習慣がつき、規則正しい生活を送ることもできた。

模試や大学入試でも、リスニングの点数は安定していた。リスニング能力を上げるには、正しい発音を知り、耳を英語に慣らしておくことが大切だと思う。大学生になった今も毎日レアジョブを続けている。オンラインの先生から、文法や発音が正しいとほめられることもあり、励みになっている。

かつうら塾で学んだことやチュンプルズを、これからの学習にも活かし、TOEICで高得点を取りたい。コロナが収束したら、長期の語学留学に行けるように、英語力に磨きをかけたいと思う。

2021年4月23日