学ぶ意味

 

I・T 東洋大学・理工学部 (2020年・高松西高校卒)

「何のための勉強か」、そんなことなど考えたことがなく、大学に入るためだけに勉強していた。イヤイヤ勉強しながら、大学に受かれば思う存分に遊んでやろうと思っていた。

そんなとき、かつうら先生から、「勉強は受験のためではない。人生を豊かにするためにある」という言葉を聞きハッと目が覚めた。

それからは、仕方なくではなく主体的に勉強をするようになった。すると、今まで無意味だと思っていた勉強が、生活には不可欠なものだと感じるようになった。

英文の構造を正しく理解することは、会社の仕事で書類の内容を正しく理解することと同じだと思う。例えば、道路交通法。

かつうら英語塾のHPの「目指すべきもの」にはこんな例が挙げられている。

「車両等は、交通整理の行なわれていない交差点においては、その通行している道路が優先道路である場合を除き、交差道路が優先道路であるとき、又はその通行している道路の幅員よりも交差道路の幅員が明らかに広いものであるときは当該交差道路を通行する車両等の進行妨害をしてはならない」

大抵の人は何が書いているのかわからないだろうし、途中で読む気も失せるでしょう。しかし、英語の構造分析と同じ手法を使って整理すれば、この文の趣旨が次のように明確になる。

「車両等は、交差道路を通行する車両等の進行妨害をしてはならない」

また、かつうら塾で学んだことの一つに読書の重要性がある。それまで月に1度も本を読んだことがなく、別にこれからも本を読む必要はないと思っていた。しかし、かつうら先生の話を聞いていると読書をしないのはもったいないことだと思い始めた。

それからは、週に1冊、多い時は2冊、本を読むようになった。さらに、ただ本を読んで納得するだけでなく、その内容を実践するようになった。例えば、『エッセンシャル思考』という本。

今まで、返事だけは「やります」と答えていたが、どれも中途半端。次には頑張ろう、もっと時間を取ろうとしても出来なかった。

この本が勧めているのは、「より少なく、しかしより良く」。物事に優先順位をつける、大事なこと以外は断る、そうすることで人生が充実したものになるということだった。

この本を参考に、できそうもないことや、やり切れるかどうか怪しいことは、全て断るようにした。すると、一つのことに取り組む時間が増え、良い結果を出すことができた。

私は、小さい頃から自己表現が苦手で、周りの意見に流されてばかりいた。かつうら塾では始めと終わりにプレゼンがある。ふだん学校ではプレゼンなどなく、最初は緊張もしたし頭が真っ白になった。しかし、回を重ねるごとに慣れてきて堂々とプレゼンをすることができるようになった。これは、かつうら塾でしか学ぶことができないことの一つだと思う。

かつうら先生は、「生きることは、自己表現だ」、とよくおっしゃっていた。大学に入ったら、遊ぶことよりも、「ライティング力」や「プレゼン能力」を磨こうと思っている。

2020年3月28日