運命の出会い
K・S 高松第一高校2年
かつうら塾に入って1年半が経ちます。この高校生活の折り返し地点に来るまでに、私の人生において、2人の最重要人物との運命の出会いがありました。
一人は勝浦先生です。勝浦先生に出会わなければ、こんなにハッキリと英文法を理解することも、こんなにスッキリと英文構造が見えることもなかったと思います。また、あらゆる英文解釈のベースになる5文型を、学校の英語が全く無視していることに気づくこともなかったと思います。
なんと言ってもすごいのがチュンプルズです。ある日、学校の机にこれを置いていると、クラスメイトや英語の先生が「これは何?」「見てもいい?」「なんだかスゴそう」と言っていました。チュンプルズを使った分かりやすい解説はかつうら塾にしかありません。
それに加えて、勝浦先生のギャグは日本一、いや世界一です。そのインパクトは強烈です。英単語や英文法を覚えるのにとても役立ちます。最高です。私自身、ギャグのセンスがよくなったような気がしています。
また、授業の最初と最後に配られるプリントと、その解説はいつも楽しみです。このプリントのおかげで、「勉強」という言葉がイヤではなくなりました。毎回、授業の終わりにはポジティブな気持ちに変わっています。これで、また1週間頑張れるのです。
特にお勧めなのは『18分集中法』です。キッチンタイマーを18分にセットし、開始のボタンを押してしまえば、もう後戻りはできません。やるしかないのです。「18分だけなら」と思って始めるのですが、気づくと自分が思っていた以上に勉強しています。まさに魔法の勉強法です。勝浦先生自身も、『18分集中法』でオフィス革命が起こったと言っています。
もう一人の出会いは三木真菜さん(愛称:ミキマナ)です。4歳年上の塾の卒業生です。授業に2回来てくれたことがあります。その2回目のときに、HLABのサマースクールを紹介してくれました。
すぐに「行きたい!」と思い応募しました。ミキマナはこんなふうに熱く語ってくれました。「私の人生はこのサマースクールで変わった」「みんなにも味わって欲しい」「いろんな人との出会いから視野が広がる」「参加して後悔はさせないから」。ミキマナはまぶしいほど輝いていました。
実際にサマースクールに参加してみて、ミキマナが言っていた通りでした。参加した高校生の中には、4日前までフィリピンで2週間ボランティア活動をしていた子、1ヶ月前まで1年間インドネシアに留学していた子、オーストラリアの中学校に通っていた子など、自分が出会ったことがないバックグラウンドを持った人と関わることができました。とても刺激になりました。
大学で何を学びたいかも分からなかったし、将来やりたいこともなかった私に、ミキマナを含む多くの大学生メンターが相談に乗ってくれました。ユニークなメンターばかりで、一度話し出すと止まりません。自分について語る話題が豊富なのです。いろんなことを経験してきた証ですね。
今は行きたい学部も、大学も決まりました。振り返ると、それまで進路調査用紙に、偏差値だけを基準に大学名を記入していた過去の自分が恥ずかしくなります。私も大学生になったら、メンターになって恩返しがしたいです。この夏休みの1週間のおかげで、今年は忘れられない年になりました。
ミキマナ、本当にありがとうございます! 香川に帰って来たときは、一緒にご飯に行きたいです。
3年生になると本格的に受験モードになっていくと思いますが、このクラスのメンバーと一緒に楽しく英語を学びたいです。勝浦先生、クラスのみんな、これからもよろしくお願いします。
2023年10月2日