『18分音読法』、始めてみませんか 

 

   『18分音読法』、始めてみませんか

M・K 愛媛大学医学部医学科 (2013年 高松高校卒)

半信半疑で入塾したかつうら英語塾。初めての授業で衝撃を受けました。英語にはかなりの自信があったのですが、五文型や、and、it、thatへのこだわりなど、それまで感覚でしか英語を読んでいなかった私には、知らないことだらけでした。

それ以来すっかりかつうら塾の虜になりました。英語を読むとき、ただ単語を知っているだけでは太刀打ちできません。that節一つとっても、「これは、S、O、Cのどれにも該当しないから名詞節とは取れない」「that節内が完全な文だから形容詞節でもない」「それでは副詞節だろうか」「いや副詞節の結果用法と解釈したのでは文意が合わない」というように、かなり高度な論理的思考力が問われます。

将来、医師になってもこのような考え方は必要だと思います。「この症状の患者さんは○○か、いや過去にこういう受診歴があるから、○○かもしれない」。論理思考は決して英語だけにとどまりません。こうした論理的思考力を鍛えるためのエッセンスがチュンプルズには詰まっています。

私の英語の勉強といえば、チュンプルズをフル活用したかつうらの予習と復習だけです。かつうらのテキストに出てきた文法や単語の該当ページをノートに書き写し、関連項目にも目を通します。わずか2題の英文解釈の予習に2時間以上も費やしたことがあります。私にとってチュンプルズは2万円以上の価値があります。もはやプライスレスです。すっかり手あかのついたチュンプルズをパラパラッとめくると、なつかしさとともに満足感に浸れます。

かつうら塾の魅力はただ英語だけではありません。「通過点理論」「丸亀町理論」「幸福論」など、授業の合間に先生がする話はとても新鮮で、自分の生き方を見直すきっかけとなりました。特に「通過点理論」についていえば、どんなに受験が迫ってきても、ドラマ『医龍』は欠かさず見ていました。母にはこんな言い訳をしていました。「番組を見ていると、私の脳裏に医学部に合格して医師として働く姿が焼き付けられる。その結果、必然的に合格することになるのだ」と。

合格の報告にかつうら塾を訪れたとき、新しい英語の勉強法を勧められました。『18分音読法』です。かつうら先生曰く、「頭の中から英語をぱっと取り出せるようにするには、中学校の教科書を音読するのが一番いい。しかし暗記しようと思ってはいけない。それが実るのは3年後です」。

家に帰って中学校の教科書を引っ張り出してみると、案外むずかしい。高校の文法事項も含まれています。「18分だけならやってみよう」、という気になります。「1,000回の音読」は、気が遠くなりそうな話ですが、かつうら塾の熱心な信者である私は、今日から始めようと思っています。3年後に、かつうらで鍛えた英語力と音読力で、留学先で英語を話している姿を夢見てワクワクしています。

2014年3月18日