勝浦先生の全てを吸収して、心にゆとりを

 

     勝浦先生の全てを吸収して、心にゆとりを

F・K  大阪外国語大学ロシア語学科 (2005年 高松一高卒)

「おい、おまえいつから勉強したんや?」合格の報告に学校へ行ったとき、二年生でお世話になった英語の先生に言われた言葉です。

無理もありません。二年生の11月までは、校内模試は20点台、校外模試も偏差値40というありさまでした。誰が聞いても手遅れ状態です。英語ができなければ、国公立大学どころか、そもそも大学にも行けません。そんな状態で勝浦塾に入りました。

以前、某予備校で英語を習ったことがありました。しかし、あまりにも無意味な授業だと思い、前期分の授業料を納入していたにもかかわらず、数回出ただけで、やめてしまいました。そんなこともあり、勝浦塾に入った当初、まったく期待していませんでした。授業を見学させてもらった後、入塾を決めたのは、家から近いという単にそれだけの理由です。

しかし、塾の成果を実感できたのは、驚くほど早く、入塾して二ヶ月でした。冬休み明けの校内模試のときのことです。塾でやった内容が見事に出題されました。特別に変わったことはしていません。先輩が合格体験記に書いているようなことを少しずつやっただけです。成績はみるみるうちに上がっていき、一年後の三年生の冬休み前には偏差値は70近くまで出るようになりました。なんと一年間で偏差値が30近く上昇しました。勝浦マジックにかかった気分です。

ただ、この一年間で人とは違ったことが一つだけあります。成績がアップした一番大きくて確かな要因です。それは、一学年下の授業も受講させてもらったことです。誰でもかなりの抵抗があることだと思います。先生に空席があるからと受講を勧められても、見学するまでは断って、自分の学年だけを受講するつもりでした。

しかし、見学してみると周りの人は、年下とはいえ自分よりも格段に賢い人ばかりでした。もうじき三年生なのに偏差値40という危機感があり、そして信じられませんが無料ということから、下の学年のクラスも受講しました。自分が分からないことを、年下の人がすらすら答えてしまいます。毎回の予習・復習をさぼらずにできたのは、追いつきたい一心からです。

結局、二次試験の直前まで受講させてもらいました。最後の最後まで勉強になることばかりでした。先生の雑談で知った知識も、いくどとなく小論に使わせてもらいました。これを読んでくれている後輩には、少しの勇気をだして是非受講して欲しいと思います。そして英語力はもちろん、学ぶことの多い先生の話から吸収できるものを全て吸収して欲しいと思います。

受験を終えて感じたことがあります。受験は精神的な勝負ということです。誰しも少なからず緊張するはずです。そんなとき一番の頼りになるのは心のゆとりだと思います。二次試験の前日は、一時間半しか寝られませんでした。でも睡眠時間が十分にとれなかったことに関しては、まったく心配しませんでした。「試験の前日、寝られないと思ったら寝なかったらいいんだよ」。この勝浦先生の言葉があったからです。すべてのことがプレッシャーに感じられる二次試験で、すごく大きな意味をもつ言葉になりました。

先生が何でもないように話している雑談のなかには、小論に使えるようなこともあれば、受験にあたって心の大きな支えになってくれるようなこともあります。二時間の授業の中で無駄な時間は一秒もありません。だからこそ余計に、下の学年の授業も受講させてもらったらいいと思います。人間的にも何倍も大きくなれると思います。

たまたま勝浦塾に入れたおかげで、今、大阪外大で学んでいます。日本のロシア語学会員は数百人います。その中のすべてのロシア語教育の専門家が大阪外大にいます。いわば、日本のロシア語教育の最前線です。どの専攻語もネイティブの先生の授業が数時間あるけれど、ロシア語だけは、夏休みまで全て日本人の先生の授業で基礎を固めます。これは、よく考えると文法の大切さを教えてもらった勝浦先生の考え方と同じです。いいかえれば、勝浦先生の授業は、言語を学習するうえで日本の最先端の授業なのです。

そんな先生に高校のときに出会えたことにとても感謝しています。今、勝浦塾で勉強している人は何も心配することはありません。先生が発した全てのメッセージを吸収して、心にゆとりを持ち、受験勉強も含めて高校生活を楽しんでください。

最後に、僕の受験にたいする考え方を180度変えてくれ、気持ちを楽にしてくれた先生の言葉を紹介しておきます。「一年浪人したら、一年長生きすればいいんだよ。二年浪人すれば、二年長生きすれば一緒だからね」。