出会いと転機
K・A 慶應義塾大学経済学部 (2017年・高松一高卒)
出会いが、人を造り、考えを変え、行動を起こさせます。かつうら先生との出会いが、まさにそうでした。4年前、かつうら塾の門戸を叩いたことが、わたしの最大の転機でした。
中学時代、最も得意な教科は英語でした。英語だけは誰にも負けたくない、そのためには良い師の元で学ぶことが重要だと思い、かつうら塾への入塾を決めました。
噂どおりのかつうら塾の授業のおかげで、英語で常に好成績を残せました。それ以上に、かつうら先生からもっと大切なことを学びました。かつうら先生は「英語を学ぶことがわたしの喜びであり幸せだ」とおっしゃっています。「学び」という行為そのものが「幸せ」であるということです。わたしがかつうら先生から教わったことの中で、最も大切にしたいことの1つです。
幸せをもとめ、人は道を切り開いて行きます。でも、自分の進む道を決めるということはとても難しいことです。学びの方向性を決める大学選びもそうです。まだ何の経験も積んでいない、社会に出たこともない18歳という年齢で、自分のしたいこと、すべきことが分かる人が何人いるでしょうか。
たくさん悩んで考えてください。わからなくても、かつうら先生の授業の中で必ずヒントが見つかります。かつうら先生がしてくださるお話、その中の生きた言葉を聞いてください。
選択なんて間違えても構いません。そもそも正解などありません。bestが見つからなければbetterを、betterが見つからなければgoodを選べば良いのです。かりにworstであっても、それは、その時点でのworstであって、いつbestに転じるかはだれにもわかりません。
わたしたちは成長しながら、学びの中でたくさんの武器を手に入れます。何の役に立つか分からなくても、試行錯誤を繰り返しながら、日々それらを磨いていくことです。それが自分の思い描く将来と、どうつながっていくかはまだ分かりません。ただ、かつうら塾で培われた英語は、わたしにとって最大の武器になったことは間違いありません。
このわたしに備わった英語という武器は、まだまだ脆くて「大学受験」という壁に対抗することで精一杯です。わたしの大学での1つの目標は、この武器をもっと磨いて、自分の将来の選択肢を広げていくことです。英語を通して、見たことのない世界を見たいと思います。
1年間の浪人を経験して言えることは、大学受験をそれほど大きなことと捉える必要はないということです。余分な1年を受験勉強に捧げましたが、どこの大学に行っても、多くの出会いがあり、自分を大きくしてくれるチャンスがあることに変わりはないと思います。
実際、県外の某予備校で浪人しましたが、そこでの出会いは、かけがえないものとなりました。浪人していなければ、生まれなかった出会いです。今かつうら先生に教わってる皆さんにとっても、これから入塾される方にとっても、かつうら先生との出会いで、人生が彩り豊かなものになるよう願っています。
2018年3月29日